ウサギのローン カメのローン

最高の住宅ローンを選ぶ方法

著者:淡河範明

装幀:松昭教(bookwall)

四六判、本文1色、1,800円(税抜)

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サカモトキョーコ氏はもっと売れていいはず

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住宅ローンの解説を小説仕立てにしてみた、という意欲作です。

著者の淡河範明先生はご先祖が戦国時代の武将・淡河定範(1539-1579?)という、世が世なら一国一城の主という方で、にもかかわらず(?)毎月日本中の金融機関の住宅ローンの金利をチェックして情報発信しているという筋金入りの住宅ローンコンサルタントです。

 

住宅ローンを語るとき、必ず話題に上る「変動金利」と「固定金利」。

これを、昔話のウサギとカメの競争に見立て、変動金利と選んだウサギと固定金利を選んだカメのどちらが、本当に良い家を建てられるかを競う合うという内容で住宅ローンを語っています。

小説仕立てにしたことで、住宅ローンになじみの薄い一般読者にも間口が広がるはず、というねらいがありましたが、意に反して読者ハガキで多かったご意見は「内容のレベルが高い」でした。

「これから家を買う予定だったが、その前に読んでおいてよかった」という感想もたくさんいただきましたが、「内容のレベルが高すぎる」という感想も少なくなく、ねらいどおりに仕上げられなかったのが残念です。​あれも言いたい、これも言いたいが多すぎて、内容を詰め込みすぎたのかもしれません。

​ただ、もともと住宅ローンに詳しい設計事務所や工務店の方には概ね好評で、まとめ買いしてくれる会社もありました。そういう意味では、「読者設定がずれた」という言い方ができなくもなさそうです(所詮言い訳ですけど)。

カバーのファイティングポーズを取っているウサギとカメの人形は、サカモトキョーコさんの作品です。石粉粘土でユニークな人形をつくり続けている彼女のホームページは、ぜひ一度ごらんください(人形の写真がドワーッと出てきます)。

ある出版社で彼女の作品集的な本を企画したのですが、いまだ実現に至っておりません。興味がおありの出版社がございましたら、ご一報いただけると幸いです。装幀の松昭教さんともども、「サカモトさんはもっと評価されていいはず!」とその才能に惚れ込んでおります。

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