木造・S造・RC造ディテール集

編 :建築知識

装幀:細山田デザイン事務所

A4判、本文2色、2,800円(税抜)

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既存のアイデアを「勝手に」甦らせました

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建物の同じ部分の詳細図を、木造と鉄骨造と鉄筋コンクリート造で比較できるよう3分割して並べた図面集です。「建築知識」2008年6月号で担当した特集『[木・S・RC造]納まり詳細図集』の書籍化です。

業界関係者ならご存じの方も多いでしょうが、元ネタは『ディテール入門――構造別仕上げのディテール』(彰国社)です。会社の地下に古い建築書がアーカイブされている書庫があったのですが、そこを漁っていて「発見」しました。

詳細図を構造別に並べて見せるというアイデアは、シンプルですがとても強いアイデアです。しかし、内容があまりにも古すぎて(1979年刊)、現代の設計実務では使えない図面も多々あります。〈どうして改訂しないのだろう〉と不思議に思いつつ、〈だったら、自分で最新版をつくればいいじゃないか〉と思い立ったのがそもそもの始まりでした。

 

「建築知識」の特集として製作したときはあまり売れませんでしたが、書籍化に際しレイアウトなどにいくつか手を加えたところ、地味ながらも着実に売れる手堅いコンテンツに生まれ変わりました。その理由はやはり、「見開きのなかに3構造の同じ部位を並べて見せる」という強いアイデアがあるからでしょう。

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「新しいアイデア」とは、自分が知らないだけですでにほかの人が思いついているアイデアの焼き直しに過ぎない、とよくいわれますが、ならば昔の本を片っ端から掘り起こして面白そうなアイデアを探していったほうが、自分の頭で考えるより売れる本をつくれる打率が上がりそうです。

そう思って一時期集中的に調べたことがありました。

結果、いくつかのアイデアが出番待ちの状態になっております。

そのうち日の目を見られるとよいのですが。

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