ヤマベの木構造

これ1冊で分かる! 木造住宅の構造設計

著者:山辺豊彦

装幀:石間淳

A4判、本文2色、3,800円(税抜)

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ねらうは、木構造のスタンダード

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木造住宅の構造設計に必要なノウハウを分かりやすくまとめた実務書です。

おかげさまで発売以来、木造の設計にたずさわる設計者の多くからご支持をいただき、いまも定期的に増刷を繰り返しています。

製作側としては「木構造のスタンダードをつくる」。それくらいの気持ちでつくらせてもらった1冊です。

著者の山辺豊彦先生は、もともと木造の専門家ではありませんでした。

しかし、阪神・淡路大震災の調査で訪れた現地の惨状、なかでも古い木造家屋の破壊状況を目の当たりにされ、「これはどうにかしなければ」と仲間の建築家たちとともに立ち上がられたのが、今日の礎を築くきっかけとなりました。以来、木造住宅の破壊実験などを独自に繰り返され、詳細な実験データに基づく構造設計のノウハウを打ち立てられました。

現在は、木造の安全な構造設計の手法を広めるため、全国各地をセミナーや講演会で飛び回っていらっしゃいます。

山辺先生は、建築に対するその真摯な仕事振りはもちろんですが、お人柄の素晴らしさにもファンの多い構造設計者です。私も仕事柄たくさんの建築家にお会いしてきましたが、山辺先生ほどの人格者にはなかなかめぐり遭ったことがありません。

私も山辺ファンの一人というわけですが、その思いがあふれすぎ、「建築知識」2009年4月号の『いまさら聞けない[木構造+耐震改修]』という特集では、付録のDVDで「山辺先生のドキュメンタリーを情熱大陸風に撮り下ろす」という超個人的な企画まで実現してしまいました。

なお、本書のベースになっているのは、かつて「建築知識」に連載されていた同タイトルの小特集です。担当は先輩の編集者でした。私は書籍化を担当しただけなので、いかにも自分がつくった本のように語っていますが、最初から企画そのものにタッチしていたわけではありません。

ただ、「建築知識」の特集製作で山辺先生には幾度となくお世話になっており、私の木構造の知識はほとんど山辺先生に授けていただいたといって過言ではありません。木造の構造設計について、私がいかにも分かったような顔で話をしているときは、9割方山辺先生の受け売りと思ってください。

いまでも分からないことがあると、事務所に問い合わせております。

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